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リサイクルショップ

どうしても捨てられない本と、押し入れの中に溜まっている使いそうもない頂き物を、ブック〇フとリサイクルショップへ持って行った。
最初に市内のリサイクルショップへ。
結婚式の引き出物のティーセット、お盆やシーツ、タオルの詰め合わせ。
もう何年前の物か分からない。
引き取ってもらえなければ、捨てる決断もつく。
デザイナーズブランドのシーツは、箱にしみがついているし、シーツも少し変色しているので、買い取りは出来ないので、処分してくれるそうだ。
4点で470円。
捨てるには惜しいけど、不用品だったのだから、すっきりして、まっ、いいか~!

豊橋のブック〇フまで、夫に車を走らせてもらう。
「ガソリン代にもならないかもね」と言いながら。
ハードカバーの本が40冊位、文庫本が50冊、古典文学全集全27巻揃い、
谷崎潤一郎の源氏物語8巻。
ほとんどの本は捨てたけど、比較的新しくて綺麗な本と全集はとても捨てられなかった。
ブック〇フの店員さんの言うには、ハードカバーの本は余程最新作で話題性のある本でないと売れないのだそうだ。
文庫本も2~3年前くらいのものまでで、それ以上古いと商品にはならないのだと。
結局買い取り対象になった本はほんの数冊で、しめて340円也。
夫が「これで、本の執着心が切れただろう。捨てる踏ん切りがついて良かったじゃないか。」と言う。
持って行った本は、ブック〇フで処分してもらうことにした。
お金は問題ではない、本の命を全うしてやりたいという思いだったけど・・・正直言ってこんなものと気が抜けた。
考えてみれな、今の時代、本を読む若者はあまりいないのだろう。
本屋さんでもコミック本がスペースを占めているし。
電子本なるものがあるから、本屋へ足を運ぶことも少なくなってきているのだろう。
文学全集とか古典文学なんて、化石に近いのかもしれない。
私の本を大切にしてきた思いは、時代のニーズに合わないのだ。

「処分したお金で豪華なランチでもと思ったけど、安い所で一人分のランチ代だけだね。」と言ったら
「買い取った本でも売れる保証はないのだから、十分だよ。」と夫が言う。

ちょっと寂しいけど、すっきりしたのも確かだ。
買い取りして貰えなかった「源氏物語」だけは持ち返った。
でもきっと、もう読まないだろうな。
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by kikutukuri | 2011-07-10 17:22 | 老いと道連れ(終活) | Comments(4)

断捨離・・・1

必要に迫られて断捨離をしている。
身の回りの不用品を整理しなくてはいけないと言う思いはあって、昨年から随分片付けてきた。
でも物は増える。
そして、今回の大震災・津波があってから、その意識はストップしてしまっていた。
あまり物を買うことも、欲しいという気持ちも無くなり、在る物を利用して生活しようと思うようになった。
でも、今はそんな呑気なことは言ってられなくて、横屋の解体の必要に迫られて、早急に処分しなくていけなくなった。

同世代のお友達と話しても、私の世代は物を捨てられない世代だと思う。
親世代が、子供時代や青春時代は戦争中、子育ての頃は戦後の物の無い時代を過ごしてきたため、常に「物を粗末にしてはいけない。」と教えられて育ってきたからだ。
そして、私たちの子世代は、物が豊かな時代に育っているので、物に対する執着心が無いように思う。

「勿体ないな~。取っておけばまだ使う機会もあるだろうに。」・・・そんな思いで、ゴミ袋の中に入れたり、リサイクルゴミに出すべく支わけをする。

私が一番捨てられないものは本だ。
読み返すことも無く、本箱や押し入れの段ボールの箱におさまっている本。

その一番が「栄養と料理」の本。
私が高校2年の頃から、結婚するまでの毎月、父が買ってくれたものなのだ。
小学生のころから、毎月、父は学習雑誌を買ってくれた。
高校生になったころから、家業の景気が悪くなり、私は大学進学を諦めた。
高校生の学習雑誌は、大学進学のことばかりだった。
私は「どうせ、大学には行かないから、学習雑誌はもう要らない。」と父に告げた。
今にして思うと、なんと残酷なことを言ったのだろう、父はどんな気持ちでいたのだろうと、申し訳ない思いになる。
「それなら、料理雑誌を買ってやろう。お前もいつかは嫁にいくのだから、料理が上手な方がいいからな・」と言った。
結婚して、暫くしてから、実家に置いてきた「栄養と料理」の本を全て送って来た。
結婚した月の、新しい本が入っているのを見つけた時、涙がポロポロ出た。
自分が大切に育てて貰ったのだと思った。
でも口に出して感謝の言葉を言うことも無かった。
捨てられないけど、これから先も読み返すこともないだろう。
栄養情報だって、40年以上前と今では全く変わってきている。

本を紐でしばりながら、パラパラとページを繰ってみる。
「節約おかず」の特集があったり、「たんぱく質の豊富なおかず」がある。
今の飽食の時代では、カロリーをいかに押えるがテーマの料理が多いのに。
時代の移り変わり、歴史を感じる。

「父さん、ごめんね。でも結構、本は活用したよ。もう処分しても良いよね。」
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by kikutukuri | 2011-07-05 00:27 | 老いと道連れ(終活) | Comments(6)