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田舎のおばさんの日々の暮らしを綴っています。ハンドルネームは菊です。


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認知症

先日、叔母から電話があった。電話があったのは、父の一番下の妹の叔母で、父のすぐ下の妹の叔母のことだった。
「どうも認知症らしいのよ。」と言う。
そして、「もし電話があっても、あなたも話を会わせてね。昔の楽しかったことを思い出して、それが今の現実と一緒になっているのだと思うから。」と言われた。

今日はお友達が訪ねてきて、色んなお話をしてとても楽しかったと言うので、初めのうちは、叔母の家族は家族の留守に誰か訪ねて来たのかと思ったらしい。
それがたびたびで、見たところ誰も来た形跡もない。

「今にお迎えがくるから、身の回りを片付けなくては。」と箪笥から衣類を取り出すけど、部屋に広げたままになっている。
綺麗好きで、いつもちゃんとしていた叔母にしては考えられないことなのだ。

主治医の先生が、「おばあちゃんの言うことに逆らわずに、あわせてあげた方が良いですよ。」と言われたそうだ。
そして叔母の家族も、叔母が穏やかな気持ちで過ごせるように、叔母にあわせることにしたそうだ。
私はそれを聞いて、暖かい気持ちになった。

叔母の人生を思うとき、随分悲しい思いをしたのだろうけど、いつも穏やかな話し方をする叔母に、私も叔母のようになりたいと思っていた。

ことさら、「おばあちゃん、またそんなことを言って。誰も来ていないわよ。」と言うより
「そう、楽しかったね。」と会わせた方が良いと思う。

年老いていくことは残酷なことだと思っていた。
誰もが、体が不自由になったり、認知症になりたくないと思っている。
でも、それは本人の自己管理が出来てないとか、不注意とかでおこるものではない。

叔母から電話があった。先日送ったお菓子のお礼の電話だった。
「あなたが作った大嶋の小物入れ、あれを見たら泣けてきてね。
あの大島のハギレの中におばあちゃん(叔母の母、私の祖母)の着物と同じ柄が2枚あったのよ。
私が縫った着物だったから、懐かしくてね。」
それから、思い出話をして、「さっきもね、お友達と電話で話していたの。ここまで長生きしたのだから、死ぬまで元気でいようねって。」
最近は電話も出るのが嫌だと言ってと、家族からお礼の電話があったばかりだった。
虚構であっても、現実であっても良いよね・・・おばちゃん。
楽しそうに話しているのだもの。
「そうよ。元気でもっともっと長生きして。」
「あなたも忙しいのだから、無理しないでね。」と叔母の電話は切れた。
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Commented by さと at 2011-07-03 21:54 x
菊ちゃんこんばんは!
・・・う~ん、、、明日はわが身かな。
最近心細くなることがおおいわ。
特に、娘と話してるときにです~うっかり二度同じ話をすると「さっき聞いた」って言われるの。黙って聞いててくれたって良いじゃないねぇ~。

後になって母の気持ちがわかるわよね~そのときじゃおそいのにさ!

そうそう、ブログに扇風機のせたらね、、
何十年ってエアコン生活してたのに使うの?目的は?なんでそんな高いものを?買っても飾っておくの?皆が買うから?・・・と
まあ~言いたいこと言ってるんだよ(;一_一)

なんで娘にこんな言われなきゃなんないの?ねね菊ちゃんそう思うでしょ?
昨日になって反対?してる娘からメール。
予約販売はおそらく手にはいらない・・別のサイトを見つけたから
限定30台でダメもとでも申し込んでみたらとのこと。
正直かう気がなくなってるんだけど・・・

ごめーん菊ちゃんぐだぐだと話が横道になっちゃった・・ごめんね。
わ~何を言っちゃうかわかんないからこのへんでやめときますっ!

Commented by at 2011-07-03 23:46 x
さとちゃんへ
本当に異常な夏の始まりよね。
節電、節電って呼んでいるし・・・・。
扇風機は、その場の空気をかき回しているだけみたいだけど、我が家も今年はまだエアコンを使っていません。

娘って、母親に厳しいものよ。(笑)
うちも同じよ~!
私の言っていること、うわの空で聞いているの。
そして、「ふーん。」と気のない返事。
誰のおかげで大きくなったのだ~!って怒りたくなることもあるよ。
でも、自分も親に対してそうだったかなって反省することもあるの。

さとちゃん、いいよ。
ぐだぐだ言っても。
我慢なんかしないで、吐き出してね。
by kikutukuri | 2011-06-30 22:28 | 老いと道連れ(終活) | Comments(2)